このページでは、畳のお手入れ方法をご紹介しております。 少しでも畳を長持ちさせようと思ったら、参考にしてみてください。
畳のお手入れ方法
①拭くときは、濡れ雑巾はダメ、固く絞った雑巾か、乾いた雑巾で
ぬれ雑巾で拭くと畳の光沢がなくなります。掃除機をかけ、固く絞った雑巾か、乾いた雑巾でカラ拭きをするのがおすすめです。
②掃除機は、畳の目にそってゆっくりかけましょう。ホウキは更に良し。
掃除機は、畳の目に沿ってゆっくりかけてください。1畳につき、40~60秒かければ、アレルゲンの減少や増殖の防止になります。(室内用のほうきで掃くのが最良と言われています。)
③窓を開けて風通し良く。
畳は生きていますので、天気の良い日には、窓を開けて風を通すことで、畳にこきゅうをさせてください。
④直射日光はできるだけ避ける。
直射日光は畳表が変色するきっかけになります、傷みを早めますから出来るだけ避けてください。年1回の天日干しは別です。
⑤できるだけ、じゅうたんや上敷きなどを敷かない。
畳の上にはじゅうたんや上敷きなどを敷かないでください。畳が呼吸をできなくなって、カビやダニなどが発生する原因になります。
⑥梅雨や湿気の多い時期は、除湿を。
梅雨の季節や、湿度の高い時は窓をあけずに、できればエアコンで室内の除湿をしてください。 カビたりする原因になります。
⑦足のある重いものはできるだけ置かない。
ピアノや机のような足のある重い物は、直に置かないようにしてください。 工夫して間に何か噛ませれば、大丈夫です。
⑧たまには、天日干しする。
できれば、年に1~2回は天日干しをするか、畳店で加熱乾燥処理をしてください。
畳のトラブル対処法
①ダニを寄せ付けないコツ
畳の上には、上敷・ジュータン・カーペットを敷かないようにして、マメに掃除するのが大切です。風通しも大切。ダニが嫌がる環境をつくることが大切です。
②カビの予防
晴れた日は窓を開けて換気して下さい。雨天の時は、窓を閉めエアコンのドライ運転や、換気扇で部屋の空気の循環を心がければ、カビの予防になります。
③焼けコゲをつくった場合
タバコの様に小さい焼け焦げの場合は、透明のセロハンテープを貼ってコゲ穴を大きくしない様にしてください。
④畳にカビが生えてしまった場合
消毒用アルコールを布に浸みこませて拭き取ることが出来ます。
⑤醤油をこぼした場合
こぼした上に小麦粉やベビーパウダーなどをふりかけます。醤油をその粉末に吸い取らせて掃除機で吸い取ればOK。
それでもダメな場合は、ご相談を。
⑥日焼けをすこし消したい場合
中性洗剤で固く絞った雑巾を使って、雑巾がけをします。
または、酢を混ぜたお湯で拭いてもOKです。
⑦家具の跡がついた場合
凹んだ所に適度に霧吹きします。
そこに、ぬれタオルを当ててアイロンをかければOK。
⑧灯油、おしっこをこぼした場合
粉末の洗剤やクレンザー、塩、小麦粉等をふりかけます。粉に充分液体を吸い取らせたら、掃除機で処理し、その後かたく絞った布で何度も拭くいてください。